軍事・情報戦略研究所

共著、祥伝社、2014年８月

- 目次 -

第１章　尖閣諸島争奪戦のシナリオ
（もし日中戦わば）
１．争奪戦シナリオの区分
２．平時から本格的武力紛争に至るまで
３．本格的武力紛争
４．日本の尖閣確保及び維持
５．争奪戦シナリオの結論
第２章　海上戦力
第３章　航空戦力
第４章　地上戦力
第５章　弾道ミサイル

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共著（西村）のコメント

東シナ海の軍事衝突はこうして起き、このように進む尖閣諸島をめぐる中国の動向は、今や国際的にも注目されています。
中国艦艇の射撃管制用レーダー発射、中国機の異常接近飛行は、自衛隊への意図的な威嚇であり、一触即発の事象でした。一歩間違えれば、交戦だったのです。
東シナ海で日中の軍事衝突となれば、近代的な長射程のミサイルを相互に射ち合う、人類が未だ経験したことのない戦いとなります。空でも、海上でも、また海中からもミサイルの応戦となるのです。
本書は自衛隊の幹部であった陸・海・空の軍事専門家が、最新の軍事知識を駆使して想定した、日中交戦のリアルな想定図です。